Ambion™ RNase H(リボヌクレアーゼH)は、遺伝子を過剰発現する大腸菌株から単離されています。RNase Hは、RNA:DNAハイブリッド中のRNAを特異的に分解し、3'-ヒドロキシルおよび5'-リン酸末端の製品を産生します。1,000 U(10 U/µL)のチューブ1本で提供されます。この酵素は、DNAまたは非ハイブリダイズRNAを分解しません。RNase Hは、ほとんどのRNA増幅およびNASBAプロトコルに不可欠な部分です。また、オリゴ(dT)にハイブリダイズされたmRNAからのポリ(A)テール除去など、相補的なDNAオリゴがハイブリダイズされた場合に、特異的RNAを分解するのに使用できます。リボヌクレアーゼHは、非特異的エンドヌクレアーゼ、エキソヌクレアーゼ、RNase、プロテアーゼ活性の混入について厳格に試験済みです。
ユニット定義:
リボヌクレアーゼHの1ユニットは、基質として1000 pmolの相補的オリゴヌクレオチドに結合した20 pmolのRNaseAlert™プローブを使用して、蛍光を37℃で1秒あたり1.5 RFU増加させるために必要な酵素量です。
研究用途にのみご使用ください。診断目的には使用できません。