Dynabeads™ CD14

Dynabeads™ CD14は、抗ヒトCD14抗体と結合した超常磁性ビーズで、全血、骨髄、バフィーコート、単核細胞（MNC）、組織消化物などのさまざまなサンプルから直接、ヒトCD14⁺細胞を簡単に単離または除去できます。Dynabeads™ CD14の利点：

•任意のサンプルからCD14⁺細胞を迅速かつ効率的に単離—カラムは不要
• 下流の分子アッセイ用にポジティブ単離された、高純度、高収率、高生存率 CD14⁺細胞
• 任意のサンプルからCD14⁺細胞を迅速かつ効率的に除去

Dynabeads™ CD14について
Dynabeads™ CD14 は均一な（直径4.5 µmの）超常磁性ビーズで、主にヒト単球で発現するCD14膜抗原に特異的な一次モノクローナル抗体でコーティングされています。Dynabeads™ CD14は、そのビーズサイズにより、全血や骨髄などの粘性サンプルから約30分で細胞を簡単かつ効率的に単離または除去できます。Dynabeads™ CD14は、下流の分子的検討で使用するための、高純度な生存細胞の回収にも優れています。たとえば、ビーズに付着したまま細胞を溶解し、核酸やタンパク質をさらに精製することができます。インタクト細胞はこれらのビーズから放出されないため、細胞ベースのアプリケーション向けに CD14⁺細胞を単離する場合、またはフローサイトメトリーでサンプルをチェックする必要がある場合は、ヒト単球製品をご覧ください。

磁気ビーズベースの分離により、取り扱いが容易になります
Dynabeads™ CD14を連続混合でサンプルに添加して、Dynabeads™の標的細胞への結合を最適化します。サンプルを磁石に置くことで、ビーズに結合した標的細胞がサンプルの残りの部分からわずか1～2分で分離します。除去の場合は、今後の研究用に上清を新しいチューブに移し、ビーズ結合細胞を廃棄します。分子的検討のためのポジティブ単離の場合は、上清を除去し、ビーズ結合細胞を緩衝液中で2～3回洗浄して最適な純度を取得します。細胞はビーズに付着したまま溶解でき、上清を新しいチューブに移して下流の分子分析に使用できます。開始サンプルには、全血、バフィーコート、骨髄、PBMC、または組織消化物を使用できます。

Dynabeads™製品の詳細
• 幅広いアプリケーションに対応するDynabeads製品をご覧ください。
•Dynabeads™分離用マグネットをご確認ください。