最大効率DH5αコンピテントセルは、多くの日常的なクローニングアプリケーションで使用できる、よく知られた汎用性の高い株です。DH5α 細胞におけるrec A1 およびend A1 変異は、青/白スクリーニングをサポートするだけでなく、インサートの安定性を向上させ、ミニプレップから調製したプラスミド DNA の品質を向上させます。

最大効率 DH5αコンピテントセルの特長は以下のとおりです：

•最大1×10⁹形質転換体/g プラスミドDNAの形質転換効率 µ
•DH5α（endA1）E. coli株からの高いプラスミド収量
•青/白スクリーニングに対応（lacZΔM15）
•インサート安定性の向上（recA1）

最大効率DH5αコンピテントセルについて
最大効率DH5αコンピテントセルは、Hanahan（1983）の手順を独自に変更して調製されています。これらの細胞は、遺伝子バンクの構築やプラスミド由来ベクターを用いたcDNAライブラリの作製に適しています。Φ80lacZΔM15マーカーは、pUCまたは類似のベクターから得られたβ-Galactosidase 遺伝子をα-補完するため、Bluo-galまたはX-galを含む細菌プレート上のコロニーの青/白スクリーニングに使用できます。DH5α細胞は大きなプラスミドで効率的に形質転換でき、またDH5α-FT、DH5αF′、DH5αF′IQ、JM101、またはJM107の菌叢を提供してプラーク形成を可能にする場合は、M13mpクローニングベクターの宿主としても機能します。

遺伝子型：F^- Φ800acZΔM15 Δ（lacZYA-argF） U169 recA1 endA1 hsdR17（rk^-, mk⁺） PhoA supE44 λ^-thi^-1 GyrA96 relA1

必要な菌株とフォーマットを探す
DH5α細胞は、さまざまな形質転換効率で利用可能であり、エレクトロコンピテントと化学的コンピテントの両方のフォーマット、およびシングルユースのアリコートで利用できます。

•Subcloning Efficiency DH5αコンピテントセル—日常的に使用するためのもっとも経済的なコンピテントセル
• Library Efficiency DH5αコンピテントセル—経済的で変換が困難なDNAにも使用可能
• 最大効率DH5α-T1^Rコンピテントセル—T1ファージ耐性、>10⁹形質転換体/µgプラスミド DNA
• One Shot最大効率 DH5α-T1^R コンピテントセル—シングルユースフォーマット、T1 ファージ耐性、>10⁹ 形質転換体/µgプラスミドDNA
• ElectroMAX DH5αコンピテントセル—>10¹⁰形質転換体/µgプラスミドDNAでエレクトロコンピテント、cDNAライブラリやより大きなインサートに最適です。