Thermo Scientificドデシル硫酸ナトリウム（C12）は、厳密に制御された可溶性パラメータを必要とするタンパク質実験に最適な高純度のSDSです。

ドデシル硫酸ナトリウム（C12）の特長：

•タンパク質の電気泳動および可溶化に広く使用されているアニオン性界面活性剤
• 多くの細胞溶解バッファー製剤の成分
• 特別に精製された製剤は、>98% C12アルキルサルフェート
• 低濃度の硫酸ヘキサデシル（C16）が含まれており、タンパク質再生を阻害

ドデシル硫酸ナトリウム（SDS）は、タンパク質電気泳動およびタンパク質可溶化手法で多く使用されているアルキル硫酸塩の陰イオン性界面活性剤です。また、RIPAバッファーといった多くの細胞溶解バッファー製剤の成分でもあります。一般的なSDSまたはラウリル硫酸の調製は、数種類の異なる鎖長の混合です（C10からC18）。しかし、タンパク質再生やその他の特定手法は、極めて特異的な界面活性剤とバッファー条件を必要とします。この特別なSDS製剤は、C12を除くほとんどすべての第二鎖長を取り除くように高度に精製されています。

ドデシル硫酸ナトリウム（純C₁₂）の特性：
• 分子量：288.5g
• 界面活性剤分類：イオン性（陰イオン性）
• 凝集数：62
• ミセル分子量：18000g
• 臨界ミセル濃度（CMC）：6～8 mM（0.1728～0.2304%、w/v）
• 雲り点：>100℃
• 透析：いいえ

ドデシル硫酸ナトリウム（SDS）C₁₂（製品番号28312）の仕様：
• 外見：白色粉末、異物不含。
• 溶解性：10%（aq、w/v）溶液は透明、無色、微粒子なし。
• 鎖長：C12≧98.0%（C16の場合は≦0.8%）
• C10、C12、C14、C16、C18の濃度を報告。

関連製品
Sodium Dodecyl Sulfate (SDS), Lauryl
Sodium Dodecyl Sulfate (SDS), 20% Solution