トータルエキソソーム単離試薬は、水分子を結合させることにより、小胞など溶解性の低い成分を溶液外に押し出し、短時間の低速遠心による回収を可能にします。試薬を体液試料に加え、溶液を2–8℃または室温で1時間インキュベートします(インキュベーションの温度および時間は体液試料により異なります)。沈殿したエキソソームを、10,000 x gの標準的な遠心分離により回収します。次いでペレットをPBSまたは同様のバッファーに再懸濁すれば、エキソソームを下流の解析またはアフィニティー法による次段階の精製で使用できるようになります。トータルエキソソームRNAタンパク質単離キット(カタログ番号4478545)を使用してトータルRNAとタンパク質を精製できます。インタクトなエキソソームを経路、機能、輸送などの生物学的研究に使用することもできます。