Thermo Scientific粉末RPMI媒体（SILAC用）は、細胞培養中のアミノ酸による安定同位体標識（SILAC）での使用に最適化されており、質量分析（MS）によるタンパク質発現を分析します。

粉末RPMI媒体（SILAC用）の特長：

•フレキシブル—L-ロイシン、LｰリジンおよびL-アルギニンに粉末媒体が不足しているため、複数の同位アミノ酸ラベリングを通じてより完全なプロテオームカバレッジを実現します
• 高品質—媒体は、滅菌済みでエンドトキシンのない細胞培養適合です

SILAC（細胞培養におけるアミノさんを使用した安定的な同位体ラベリング：stable isotope labeling with amino acids in cell culture）は、複雑なタンパク質サンプルにおける相対的な差異変化を同定および定量するための強力な方法です。このアプローチでは、タンパク質の迅速かつ包括的な同定、特性評価、定量のために、重い¹³C-または¹⁵N-標識アミノ酸をタンパク質に生体外代謝組み込みを行い、質量分析（MS）を行います。

このSILAC媒体は、重量およぼ軽量のアミノ酸と共に使用して、SILAC分析の細胞の異なる同位体ラベリングを実現します。重アミノ酸を添加したSILAC培地は、生存細胞のタンパク質にほぼ100%の標識を組み込むことができます。