Thermo Scientificタンパク質安定化カクテルは、多目的の安定保存用試薬で、日常の保管において精製タンパク質または部分精製タンパク質を長期間、安定保存します。
タンパク質安定化カクテルの特長:
•ほとんどの酵素やその他のタンパク質を、一般的なバッファー液より長期に安定保存
• 環境的ストレスからタンパク質を保護
• 下流アッセイで生体分子を不安定化しません
• 低分子量の成分は完全に透析可能
• 粘性の低い試薬は、50%グリセロールに比べてピペット操作が簡単
• 試験されたタンパク質分類には、キナーゼ、ホスファターゼ、ペルオキシダーゼ、制限酵素、ルシフェラーゼ、サイトカインおよび抗体が含まれます
独自の低分子量・自然発生分子により、酵素の不活性化、タンパク質凝集、凍結融解によるダメージを軽減し、タンパク質を保護します。タンパク質安定化カクテルは、ピペット操作が可能な4倍濃縮のバッファーです。カクテルが添加された酵素溶液やその他のタンパク質は、活性や機能を損なわずに冷蔵または冷凍保管が可能です。安定性はタンパク質によって異なりますが、一般的なバッファー中で保存する場合に比べて長い期間、安定保存可能です。タンパク質安定化カクテルには毒性は無く、タンパク質を不活性化する成分は含まれていません。下流アッセイで使用する場合は、透析や脱塩操作によりカクテル中の成分をすべて除去できます。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.