Thermo Scientific iodoTMTsixplexアイソバリック質量タグラベリングキットには、スルフヒドリルグループの不可逆的なラベルを行うためのiodoTMT™試薬と関連材料が含まれています。

Thermo Scientific iodoTMTsixplexラベル試薬を使用すると、タンデム質量分析法を使用して、異なるサンプル中のタンパク質の同時同定と多重定量が可能になります。iodoTMT™ Reagentsは、スルフヒドリル（—SH）基の不可逆的な共有結合性標識用にヨードアセチルで活性化されたアイソバリック（質量および構造）異性体のセットです。iodoTMT Reagentsはヨードアセトアミドと同様に、ペプチドやタンパク質中の還元システイン（Cys）と特異的に反応します。IodoTMT Reagentsは質量分析（MS）で区別できるため、さまざまな条件で培養または処理した培養細胞中のS-ニトロシル化、酸化、およびジスルフィド結合などのシステイン修飾の相対量を定量できます。

iodoTMTsixplex Label Reagentsの特長：

•特異的—スルフヒドリル基（還元未修飾システイン残基）とのみ反応
• 不可逆的—標識タンパク質およびペプチドは還元剤の影響を受けない
• 柔軟—デュプレックス同位体（MS）またはsixplexアイソバリック（MS／MS）定量に対応したオプション
• 多用途—システイン修飾（ジスルフィドクロスリンク、S-ニトロシル化など）の研究に使用可能

当社が以前に提供していたCysTMT™ Reagentsは、システインスルフヒドリル基を可逆的に標識するジチオピリジン反応基を利用していました。IodoTMT製品はこの試薬に代わるものです。カスタマイズされた試薬セットの詳細については、当社の大容量およびカスタム販売部門にお問い合わせください。

これらの製品には、限定使用ラベルライセンスが適用されます。

その他の製品データ
• iodoTMT試薬を用いたS-ニトロシル化ペプチドの特異的標識、濃縮、定量化

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