Expi293発現システムは、哺乳類293細胞から迅速かつ高収量のタンパク質を産生するための完全なソリューションです。Expi293発現培地に入れた高密度Expi293F細胞や、特殊なトランスフェクションエンハンサーと組み合わせたカチオン性脂質ベースのExpiFectamine 293トランスフェクション試薬などの一体型の構成品を基にしています。

Expi293発現システムの特長：
•最大1 g/Lのタンパク質；FreeStyle 293発現システムなどの旧世代の一過性発現システムよりも2～10倍高いタンパク質収量
• 5～7日間で迅速に組み換えタンパク質を産生
• Expi293F細胞の高密度培養により、培養液1 mLあたりの発現細胞数が増加
• 発現タンパク質のネイティブフォールディングや哺乳類翻訳後修飾
• 簡単かつ強固な培養およびトランスフェクションプロトコル
• 1 mL未満から10 L以上へ拡張可能な発現

Expi293発現システムキットに含まれる構成品は以下のとおりです。凍結Expi293F細胞2バイアル、Expi293発現培地1リットル、ExpiFectamine 293トランスフェクションキット1個で、1リットルの培養、Opti-MEM I血清低減培地、および抗体発現ポジティブコントロールベクターを十分にトランスフェクションできます。Expi293発現システムの構成品はすべて、単品でも販売されています。

さまざまなアプリケーションに対応する遺伝子改変Expi293F細胞株は、単品でもキットの一部としてもご利用いただけます。Expi293F GnTI-細胞（カタログ番号A39240）。Expi293F誘導細胞（カタログ番号A39241）、およびExpi293F誘導GnTI-細胞（カタログ番号A39242）。