注：この製品は、プロテイナーゼKおよびDNA結合ビーズが追加されている点を除いてMagMAX™ DNA Multi-Sample Ultra Kit（A25597）と同一で、特定のアプリケーションに有用であると考えられるお客様もいます。

MagMAX™ DNA Multi-Sample Ultra Kitは、全血、口腔細胞、唾液、尿、血液カード、マウスリンス、組織などのさまざまなサンプルからゲノムDNA（gDNA）を分離するように最適化されており、このキットで浄化されたgDNAは、OpenArray™ブロック（AccuFill™システム付き）を備えたQuantStudio™ 12K Flexなどの高感度で拡張性の高いプラットフォームでのqPCRアプリケーションに最適です。磁気ビーズ–ベースの浄化フォーマットを使用すると、1日に処理できるサンプル数を12個から500個に容易にスケールアップできるため、薬理ゲノミクス（PGx）研究に最適です。

MagMAX™ DNA複数サンプルウルトラキットの特長：
•多くの非侵襲的な生物学的サンプルのために合理化されたプロトコル
• OpenArray™アプリケーションおよびIon AmpliSeq™アプリケーションに適したDNA収量を実現するように最適化されています
• ハイスループットのニーズに対応したパッケージ

多様なサンプルタイプセットのために1つのキット
複数のサンプルタイプからgDNAを単離するためになぜ複数の浄化キットを購入するのですか？MagMAX™ DNA複数サンプルウルトラキットは、さまざまな生物学的サンプルでの使用のために最適化されているため、余分なキットを注文する必要がありません。このキットは、1個の口腔スワブ、50～350 μLの全血、最大400 μLの尿（サンプル濃度なし）、最大150 μLの唾液、1～5 mLのマウスリンス、血液スポットカード、哺乳類組織サンプル（最大10 mg）からのgDNAのハイスループット分離用に設計されています。プロトコルおよび磁気ビーズフォーマットによって、自動化に完全に対応できます。

*24ディープウェルヘッドを備えたThermo Scientific™ KingFisher™ Flex磁性粒子プロセッサは、50 µLを超えるサンプル量に推奨されていることにご注意ください。

MagMAX™磁気–ビーズを使用した浄化の利点
磁気ビーズは、gDNAを単離するための他のテクノロジーと比べて多くの利点があります。ビーズはガラス繊維フィルターよりも効率的にgDNAを結合し、より高く、一貫性の高いgDNA収率を生じます。さらに、フィルターが使用されないため、サンプル中の細胞の粒子状物質によってフィルターが詰まるリスクがありません。

アクセサリ製品
プロテイナーゼK（A25561）、DNA結合ビーズ（A25562）、洗浄溶液1濃縮液（AM8504）、および洗浄溶液2濃縮液（AM8640）がこのキットのコンポーネントであり、別途購入することもできます。