Ambion™蛍光標識コントロールsiRNAは、siRNA 誘導ノックダウンを併用した蛍光顕微鏡によるsiRNA取り込みのモニタリングを容易にします。精製およびアニール済みのすぐに使用可能な5 nmolアリコートは、安定した乾燥フォーマットで提供されます。

•蛍光標識siRNAにより、siRNA導入のモニタリングを簡素化
• siRNA取り込みをmRNAノックダウンと関連付けるのに最適
• 複数の一般的な細胞株で機能試験済み
• HPLCで精製して二重化されており、すぐに使用可能

標識siRNAでsiRNAの取り込みを可視化
siRNAの蛍光標識化により、siRNAの細胞取り込み、分布および局在化の直接観察が可能です。蛍光標識siRNAは、トランスフェクション条件の最適化中にトランスフェクション効率をモニタリングするために一般的に使用されます。一般的に、siRNAは速やかに取り込まれ、わずか4時間で細胞全体に行き渡ります。

siRNA取り込みを遺伝子サイレンシングと関連付ける
Silencer™ Cy™3標識GAPDH siRNAのサイレンシング活性は蛍光標識の影響を受けないことが研究で明らかになっています。そのため、このsiRNAは、siRNAの取り込みとsiRNA誘導ノックダウンの両方の検査に最適で、遺伝子ノックダウンとトランスフェクション効率と関連付けるのにも最適です。これは、異なるトランスフェクション試薬は異なる方法でsiRNAと相互作用するため（すなわち、一部の試薬はsiRNAを隔離し、遺伝子ノックダウンが低下する可能性がある）、把握しておくことが重要です。Silencer™ Cy™3標識GAPDH siRNAは、センス鎖の5'末端にフルオレセイン誘導体Cy™3（最大励起 = 547 nm、最大発光 = 563 nm）を持っており、適切な波長の光で励起された場合に高い蛍光を発します。Silencer™ Cy™3標識GAPDH siRNAは、化学トランスフェクションまたはエレクトロポレーションによるsiRNA取り込みのモニタリングに適しています。Cy™3標識は、より広いpH範囲でより明るい蛍光シグナルが見えるため、エレクトロポレーションを使用する場合にFAM™標識よりも推奨されます。エレクトロポレーションはsiRNA分布パターンの拡散が大きいため、化学トランスフェクションよりも蛍光シグナルの強度が低くなります。

アクセサリ製品：
Silencer™ Cy™3標識GAPDH siRNA（ヒト）（SKU #AM4623）は、ヒト用（SKU #AM4622）とヒト、マウスおよびラット用（SKU #AM4650）のSilencer™ FAM™標識GAPDH siRNAとしても提供されています。Silencer™コントロールsiRNAは非修飾の21-merであり、Silencer™ siRNAやBLOCK-iT™ siRNAなどの非修飾21mer siRNAと組み合わせて使用するように設計されています。Ambion™ Silencer™セレクトsiRNAやSTEALTH RNAi™ siRNAなどの他のsiRNA製品を使用する場合は、より信頼性の高い実験結果を得るために、これらのsiRNAと組み合わせて使用するように設計されたコントロールsiRNAを使用することを推奨します。