Thermo Scientific™

ベアドパーカー寒天基礎培地(乾燥)

製品番号(カタログ番号): CM0275B
Thermo Scientific™

ベアドパーカー寒天基礎培地(乾燥)

製品番号(カタログ番号): CM0275B

選択的かつ高感度な Thermo Scientific™ Oxoid™ ベアドパーカー寒天基礎培地(乾燥)を使用して、黄色ブドウ球菌を単離および計数できます。

ベアドパーカー寒天基礎培地にはグリシン、リチウム、亜テルル酸塩などの選択的阻害剤がバランスよく配合されており、コアグラーゼ陽性ブドウ球菌を阻害することなく、食品中に存在するほとんどの細菌の増殖を抑制します。卵黄乳剤とピルビン酸ナトリウムを含有しているため、損傷細胞の回復を促進し、食品試料中の黄色ブドウ球菌を仮同定できます。

 
製品番号(カタログ番号)
CM0275B
容量
Each
数量
各々
仕様詳細
認証/コンプライアンス工業基準:AFNOR、AOAC、BSI、EP、IDF、ISO、NMKL、USDA
概要ベアドパーカー寒天基礎培地
形状粉末
製品タイプ培地
数量各々
収量7.9 L 培地用
Unit SizeEach
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製品番号(カタログ番号)仕様容量数量価格(JPY)
CM0275B仕様詳細
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認証/コンプライアンス工業基準:AFNOR、AOAC、BSI、EP、IDF、ISO、NMKL、USDA
概要ベアドパーカー寒天基礎培地
形状粉末
製品タイプ培地
数量各々
収量7.9 L 培地用
Unit SizeEach
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ベアドパーカー寒天基礎培地は、黄色ブドウ球菌の単離用として国内外の組織から広く推奨されています1

  • 黄色ブドウ球菌は、透明領域で囲まれた灰-黒色のつやのあるコロニーを形成するため、結果の判別が簡単です。
  • 他の培地よりも損傷ブドウ球菌の回復に優れています2

ベアドパーカー2は、Zebovitz 3 のテルライトグリシリン組成からこの培地を開発し、食品からの黄色ブドウ球菌単離の信頼性を向上させました。ベアドパーカーは、損傷細胞を保護し回復をサポートするために、ピルビン酸ナトリウムを添加しました3

卵黄乳剤により、培地は黄色で不透明です。黄色ブドウ球菌は亜テルル酸塩を還元して灰ー黒色のつやのあるコロニーを形成し、タンパク質分解反応によりコロニーの周囲に透明な領域を形成します。典型的な灰ー黒色コロニーのこの透明領域は、黄色ブドウ球菌に特徴的です。さらにインキュベートすると、ほとんどの黄色ブドウ球菌株は、コロニーの周囲に不透明の輪を形成します。

腐性ブドウ球菌株によっては、透明領域と不透明な輪の両方を形成する場合がありますが、インキュベーションを長くすることで区別が可能です4

黄色ブドウ球菌に典型的なコロニーが卵黄反応を示していない場合は、コアグラーゼ産生を試験する必要があります5。卵黄反応陰性の黄色ブドウ球菌は一部の食品、特にチーズで見られます。

国や地域によっては、取扱いのない製品があります。お問い合わせください。

Remel™ および Oxoid™ 製品は、Thermo Scientific ブランドの一部です。

研究用途限定

1.Chopin A., Malcolm S., Jarvis G., Asperger H., Beckers H. J., Bertona A. M., Cominazzini C., Carini S., Lodi R., Hahn G., Heeschen W., Jans J. A., Jervis D., I., Lanier J. M., O’Connor F., Rea M., Rossi J., Seligmann R., Tesone S., Waes G., Mocquot G. and Pivnick H. (1985) ICMSF Methods studies XV.J. Food Protect.48.21-27.

2.Baird-Parker A. C. (1962) J. Appl.Bact.25.12-19.

3.Zebovitz E., Evans J. B. and Niven C. F. (1955) J. Bact.70.686-689.

4.Baird-Parker A. C. (1963) J. Gen.Microbiol.30.409-413.

5.Chopin A., Malcolm S., Jarvis G., Asperger H., Beckers H. J., Bertona A. M., Cominazzini C., Carini S., Lodi R., Hahn G., Heeschen W., Jans J. A., Jervis D., I., Lanier J. M., O’Connor F., Rea M., Rossi J., Seligmann R., Tesone S., Waes G., Mocquot G. and Pivnick H. (1985) ICMSF Methods studies XV.J. Food Protect.48.21-27.

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