改良型半流動 Rappaport Vassiliadis 寒天培地（ISO）上での運動性を利用した増菌に基づき、食品や動物が初期に産生する物 (塵など) に関連する環境試料からサルモネラを分離します。

• 食品や環境由来試料のサルモネラに対する単純かつ高感度な分離法です。
• ISO 6579:2002+A1:2007 Annex D¹ に組み込まれており、動物（家禽、ブタ、ウシなど）の糞便由来のサルモネラの分離に用いられます。
• グラム陽性細菌叢はノボビオシン、低い pH、高濃度の塩化マグネシウムおよびマラカイトグリーンにより阻害されます。
• サルモネラが選択培地中で、競合するグラム陰性運動細菌を上回る遊走能を有し、不透明な成長環を形成することに基づき、分離を行います。
• XLD 寒天培地や適した他の二次サルモネラ用寒天培地への継代培養により、鑑別が可能です。

改良型半流動 Rappaport Vassiliadis 寒天培地（ISO）は De Smedt らが報告した組成に基づいており、従来の増菌工程より高確率でサルモネラ陽性試料を検出できることが示されています。²

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Remel™ および Oxoid™ 製品は現在 Thermo Scientific™ ブランドの一部です。