MRS (ISO) 寒天培地を用いることにより、食品試料中の中温性乳酸菌を計数、分離できます。MRS (ISO) 寒天培地は次の属を含む乳酸菌の発育を促進します：Lactobacillus、Streptococcus、Pediococcusやリューコノストック。

• ISO 15214: 1998 に準拠しています。
• Briggs¹ のトマトジュース培地および de Man の肉エキストマトジュース培地よりも優れた性能を有します。

MRS 培地は 1960 年、de Man、Rogosa、Sharpe² により開発された培地であり、変化しやすい成分（トマトジュース）を代替えるとともに、乳製品中の乳酸菌の良好な発育を支持し、既存の他の培地では発育が悪い乳酸菌株に対しても有効です。
MRS (ISO) 寒天培地は ISO 15214:1998 1998中温性乳酸菌の計数のための水平法 ― 30°C におけるコロニー計数法に収載の組成に準拠して設計されています。
本培地はある程度の選択性を示すが、食品試料が酵母やカビで汚染されている懸念がある場合は、ソルビン酸、シプロフロキサシン、クリンダマイシンなどの選択的阻害剤を添加することによりその発育を阻害することができます。
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Remel™ および Oxoid™ 製品は、Thermo Scientific™ ブランドの一部です。