2D電気泳動は、等電焦点（IEF）後の分子量に基づいてタンパク質を分離するために使用されます。2Dゲルは通常、IEFチューブゲル、垂直または水平IEFスラブゲルからスライスされたサンプルレーン、または固定化pHグラジエント（IPG）ストリップに対応するように設計されています。ゲルは通常、ゲル泳動バッファーのSDSを使用して変性条件で泳動します。ZOOM™ ゲルは、7 cm IPGストリップ（ZOOM™ストリップなど）上で最初にPIによって分離されたタンパク質の2D分離用に特別に設計されています。IPGウェルのZOOM™ ゲルは、7 cm IPGストリップの全長に対応します（図1）。IPG ウェルに加えて、ZOOM™ ゲルには分子量標準で使用するために設計された個別のウェルがあります。ZOOM™ カセットは標準の10 cm x 10 cmフォーマットです。ZOOM™ ゲルは、NuPAGE™およびNovex™トリス-グリシンゲルでご利用いただけます。