Oregon Green™ 448ファロイジン™は、緑色蛍光のOregon Green 488色素に結合した高親和性のF-アクチンプローブです。

•Fアクチンを選択的に染色します
• 卓越した蛍光性能
• 励起／発光：496/520 nm
• 抗体染色より優れている
• 固定および透過処理されたサンプルに最適
• 生理学的条件下でpHの影響を受けない

アクチン染色研究で優れた結果を得る
ファロイジンは、猛毒のタマゴテングタケ「デスキャップ」から分離されたは毒素のファミリーに属する二環性ペプチドであり、F-アクチンを選択的に標識するためのイメージングアプリケーションで一般的に使用されます。蛍光標識ファロイジンは、植物や動物などの異なる種のアクチンとほぼ同一の結合特性を持っています。ファロイジンは高い選択性でF-アクチンと結合し、Oregon Green™ 488はフルオレセインよりも輝度の高い緑色蛍光を発します。Oregon Green™ 488は、光安定性が高くpKaが低い蛍光色素のフッ素化アナログで、蛍光は生理学的pH範囲で基本的にpHの影響を受けません。Oregon Green™ 488ファロイジンは非特異的染色がほとんど見られないため、アクチン染色のコントラストの高い識別が可能です。

複数のアプリケーションで使用
Oregon Green™ 448ファロイジンは、組織切片、細胞培養、または無細胞調製におけるF-アクチンの可視化と定量化に使用できます。Oregon Green™ 448ファロイジン染色は、蛍光タンパク質、Qdot™ナノクリスタル、二次抗体を含むAlexa Fluor™コンジュゲートなど、細胞分析で使用される他の蛍光染色剤と完全に互換性があります。

研究用途にのみご利用ください。ヒトまたは動物の治療もしくは診断用には使用できません。

関連リンク
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