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![]() | CellTrace™ 蛍光染色を用いると、形態または生理機能に影響を与えることなく細胞を長期間ラベルし、in-vivoまたは in-vitroで細胞世代または細胞分裂を追跡できます。
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CellTrace Violet Cell Proliferation Kit | CellTrace CFSE Cell Proliferation Kit | CellTrace Yellow Cell Proliferation Kit | CellTrace Far Red Cell Proliferation Kit | ||||
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Assayの基礎 | 形態や生理に影響せずに、in vivoやin vitroで細胞分裂や世代をトレースするための、蛍光染色で標識した細胞。 | ||||||
読み取り | 細胞ポピュレーション中の蛍光レベルにより、蛍光標識後何代目かという細胞の世代数が決定されます。 | ||||||
蛍光標識 | CellTrace Violet | CFSE | CellTrace Yellow | CellTrace Far Red | |||
レーザー | 405 | 488 | 532, 561 | 633/635 | |||
励起/蛍光(nm) | 405/450 | 495/519 | 546/579 | 630/661 | |||
マルチプレックス可能 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |||
フォーマット |
180 tests
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20 tests
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80 tests
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20 tests
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180 tests
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180 tests
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20 tests
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製品番号 |
C34557
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C34571
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C34554
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C34570
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C34567
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C34564
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C34572
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文献 |
CellTrace細胞増殖キットは、アミン反応性蛍光分子の細胞透過性非蛍光エステルを含んでいます。この分子は拡散により原形質膜を通って細胞に入ります。細胞に入る際、この非蛍光分子は細胞のエステラーゼによって蛍光性誘導体に変換されます。活性なサクシニミジルエステルは、タンパク質中のアミノ基に共有結合で結合し、結果的に細胞内の長期的な色素保持をもたらします。 その後の細胞分裂によって、娘細胞は親細胞の蛍光標識のおよそ半分を受け取るので、標識されin vivoで増殖した細胞の蛍光強度の解析が可能です。 フローサイトメトリーによる細胞ポピュレーションの蛍光レベル解析により、標識後の世代数の決定が可能です (図1)。
![]() | 図1. 細胞標識機構 (A) 色素希釈による増殖解析の実例 (B)フローサイトメトリー解析により、細胞の最初のポピュレーションからの明るく均質な蛍光シグナルが示されています。その後の細胞分裂は結果的に、各々その親細胞の蛍光強度の半分をもつ細胞をもたらします。 |
細胞の自然な自己蛍光に埋没するまでに、CellTrace染色はin vitro標識後数日間、あるいはほぼ7~8分裂周期後に検出されています(CFSEの場合)。バイオレットレーザー付きフローサイトメーター上で、CellTrace Violet細胞増殖キットを用いて、最大10細胞分裂まで観察されました(図2)。
![]() | 図2. ヒト リンパ球を染色 ヒトCD8+ Tリンパ球をOpTmizer™ T cell Expansion Medium中で37℃7日間インキュベートに続き10 μM CellTrace Violetで染色。 細胞は、mL細胞当たり、200 ngのマウス抗ヒトCD3抗体と100 ngのインターロイキン2で刺激。 |
CellTrace細胞増殖キットは、バイオレット、ブルー、イエロー(561nm)およびレッドのレーザーで利用可能なので(図3)、実験で収集できる情報を最大限にしてかつ、最小のコンペンセーションで、他の生細胞アプリケーション(即ち、イムノフェノタイピング、細胞ソーティングおよびセルサイクル解析)と組み合わせて、細胞増殖を解析することが可能です。
CellTrace Violet (図4)とCellTrace Far Redはまた、FITCやAlexa Fluor™488のような一般的な緑色蛍光色素や緑色蛍光タンパク質(即ちGFP)と適合します。
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図3. CellTrace試薬を用いた世代トレーシング 7日間刺激されたヒト末梢血単核球(PBMC)中で (A) CellTrace Violet試薬; (B) 5日間刺激されたヒトTリンパ球中のCellTrace CFSE試薬; (C) 11日間刺激されたヒトPBMC中のCellTrace Yellow試薬; そして (D) 5日間刺激されたヒトTリンパ球中でCellTrace Far Red試薬 これらの試薬を用いて、異なる実験条件下で、細胞増殖を複数世代トレースしました。 ヒトTリンパ球を抗ヒトCD3抗体(製品番号MHCD0300)単独で刺激した一方、PBMCを抗ヒトCD3抗体(製品番号MHCD0300)とインターロイキン2(製品番号PHC0027)で刺激しました。 刺激されていない親世代は、(A) )赤ピーク; (B) 青ピークおよび (C) と (D) 紫ピーク。 死細胞はSYTOX死細胞染色を用いて、各データ グループから除外。 Attune NxTフローサイトメーターを用いた解析において、励起:バンドパス蛍光フィルターは各々下記を使用。 CellTrace Violet検出では405 nm:450/40 nm CellTrace CFSE検出では488 nm:530/30 nm CellTrace Far Red検出では638 nm:660/20 nm CellTrace Yellow検出では561 nm:585/16 nm |
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図4.CellTrace Violet染色の適合性 非同調培養された骨肉腫細胞でGFPとCellTrace Violetのスペクトルの適合性の実証。 (A) GFP発現のない非染色細胞 (B)ステーブルにGFPを発現している非染色細胞 (C)GFP発現のない5 μM CellTrace Violetで染色された細胞 (D)GFPを発現している、5 μM CellTrace Violetで染色された細胞 |
Read the BioProbes™ 70 article: Superior live-cell tracing, generation after generation—The CellTrace Far Red Cell Proliferation Kit
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