ExpiSf CD MediumはGMPに準拠して製造され、化学的に定義された、酵母、血清、タンパク質、および動物由来成分を含まない培地で、懸濁培養に順応させたSf9（Spodoptera flugiperda）昆虫細胞の高密度培養、トランスフェクション、およびバキュロウイルス感染用に設計さてれいます。

ExpiSf CD Medium：
•高い再現性とロット間の信頼性を提供
• 従来の昆虫発現システムよりも3倍高い高収量タンパク質発現を実現
• 懸濁Sf9培養の増殖を約2 x 10⁷細胞／mLの密度までサポート
• 懸濁Sf9細胞の高密度バキュロウイルス感染をサポート
• 24ディープウェルプレートから>2 Lの振とうフラスコまで、培養フォーマットでのSf9細胞の増殖、トランスフェクション、およびバキュロウイルス感染をサポート
• すぐに使用可能な製剤で、添加物は不要
• 大規模アプリケーションを容易にする粉末形態を利用可能

ExpiSf CD Medium iは、ExpiSf発現系の中核的コンポーネントです。非常に高濃度のタンパク質発現を得るには、この培地を、最適なタンパク質発現エンハンサーであるExpiSfエンハンサーと併用します。このエンハンサーはExpiSf Protein Production Kitの一部として提供されます。他の市販の血清フリー培地に適合するSf9およびSf21細胞は、ExpiSf CD Mediumでの増殖に適応できる場合があります。ExpiSf CD Mediumは接着細胞培養には推奨されません。

cGMP製造
ExpiSf CD Mediumは、21 CFR 820の医療機器の現行の製造基準（cGMP）に従って、ISO 13485認証プロセスを使用して製造されています。

粉末培地
柔軟性を高めるため、CD MediumをAGT乾燥形態で大規模製造可能です。カスタム培地のご依頼は、Gibcoカスタム培地サービスにお問い合わせください。