食品や飼料のサンプル中の種の同定は、真正性の証明、由来の実証、原材料のトレーサビリティ、そして食品生産ラインにおける加工や洗浄プロセスの品質管理において重要なステップです。

Thermo Scientific NGS 食品真正性ワークフローは、Ion Torrent™ 次世代シーケンシング技術を利用してノンターゲットスクリーニングアプローチを実現し、肉種、植物種、または魚種の DNA データベースとの比較によって、食品サンプルに含まれる種の同定を可能にします。

すぐに使用できる SGS 全種同定食品 DNA アナライザーキットは、PCR によって肉類、魚類、植物種の DNA の 特異的ラベリングおよび増幅を可能にするため、次世代シーケンシング用のサンプル調製、および SGS 全種同定ソフトウェアによる自動解析を行えます。試験結果として、サンプル中の肉種、植物種、魚種のリストを提供します。

• シンプル：すぐに使用できるキットは、DNA ラベリングと増幅に必要なすべての試薬を含み、複雑で加工済みのサンプルを含むあらゆるタイプのサンプルで結果を提供します。
• 迅速：抽出された DNA から 4 時間以内に NGS ライブラリの準備ができます。
• 柔軟：各食品サンプル中の DNA を限定的バーコード化 DNA 配列によって個別に同定するという独自のラベリングシステムを利用しているため、肉種、魚種、または植物種について複数のサンプルを同時に分析することが可能です。 
• サポート：当社の経験豊富な技術チームがいつでもサポートします。

各 SGS 全種同定食品 DNA アナライザーキットには 2 種類のフォーマットがあり、それぞれ 24 種類のバーコードが用意されているため、一度に最高 48 サンプルをラベリングでき、複数サンプルの同時分析が可能です。