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果物および野菜のアレルギーは二つの発症タイプに分かれます。
ひとつは、食べた後すぐに全身に症状が現れる即時型で、乳児ではバナナ、学童期ではキウイなどが原因として多い食品です。
もうひとつは、花粉との「交差抗原性」が関連するタイプです。
花粉症の人は、特定の果物や野菜を食べたことで症状が出ることがあります。これは、「花粉-食物アレルギー症候群(PFAS) 」とよばれ、花粉と果物や野菜との交差反応によるものです。
また、ラテックス(天然ゴム)にはキウイやマンゴ、アボカドなどと交差抗原性を示すタンパク質が含まれるため、ラテックス(天然ゴム)アレルギーの人は、キウイやマンゴ、アボカドなどを食べることでアレルギー症状が出ることがあります。
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1) 海老澤元宏監修.食物アレルギーのすべてがわかる本.講談社.2016; 85.
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独立行政法人国立病院機構 相模原病院
臨床研究センター センター長
海老澤元宏先生
1985年東京慈恵医科大学医学部卒業。国立小児病院医療研究センターレジデント、米国ジョンズ・ホプキンス大学臨床免疫学教室留学を経て、2000年より国立病院機構相模原病院小児科医長、2001年同臨床研究センター病態総合研究部長。現在は、国立病院機構相模原病院臨床研究センターでセンター長を務める傍ら、一般社団法人日本アレルギー学会理事長、日本小児アレルギー学会副理事長、Asia Pacific Association of Pediatric Allergy, Respirology & Immunology (APAPARI) 理事長も務めている。厚生労働省のアレルギー疾患対策推進協議会や消費者庁食物アレルギー表示に関するアドバイザー会議では座長を務める。食物アレルギー分野の第一人者。
2023年10月時点